沖縄を代表する神社。波上宮を参拝

地元の人々からは「ナンミンさん」の愛称で親しまれている波上宮は、青い海の上に立つ沖縄らしい神社でした。

海の上の神社

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  波上宮の詳細

その昔、人々が海神の国(ニライカナイ)の神々に豊穣や平穏を祈った事が波上宮の始まりと言われています。

琉球王国時代は特別な扱いを受け、琉球八社の中でも特に大事にされていました。

詳細・波上宮

1945年の沖縄戦では、宮司がご神体を奉じて摩文仁村(まぶにそん)へ避難。(現在の糸満市南東部にあたります)

その激しい沖縄戦の中で、境内は鳥居を残し全てが焼失してしまいますが、1952年に宮司が復興に着手。

1953年にはハワイ移民の寄進により本殿と社務所を再建、本土へも呼びかけ1961年には拝殿が再建されました。

現在、境内には沖縄県神社庁の事務所が置かれ、沖縄を代表する神社となってます。

ご利益 良縁祈願・安産祈願・家内安全・海上安全・厄除・五穀豊穣・大漁祈願

祭神

  • 伊弉冊尊 (いざなみのみこと)
  • 速玉男尊 (はやたまをのみこと)
  • 事解男尊 (ことさかをのみこと)

例祭日 5月17日

所在地 沖縄県那覇市若狭一丁目25番11号

TEL 098-868-3697(波上宮社務所)

駐車場 無料20台

波上宮へのアクセスと駐車場

波上宮は那覇空港から近いので観光客の方もアクセスしやすく、人気の参拝スポットとなっています。

モノレールでのアクセスだと県庁前駅から徒歩で約16分で行けます。

波上宮のアクセス

車の方は駐車場の心配をすると思いますが

波上宮には20台無料で駐車できる駐車場もあります。

(もし駐車場が満車なら波上宮周辺の有料駐車場を利用しましょう)

波上宮鳥居1

鳥居をくぐり傾斜の強い坂道を上った先が駐車場になってます。

混雑する時間帯もありますが、空いてる駐車場へ誘導してくれる方もいたので助かりました。

駐車場・波上

波上宮へ参拝

それでは参拝へまいります。

奥へ進むと さらに二つ目の鳥居があって

波上宮鳥居2

その先には、赤瓦の屋根が美しい波上宮の拝殿前にたどり着きます。

拝殿・波上

ちなみにアジア圏からの観光客の方が多く、観光スポットにもなってるようです。

参道の左側には手水舎があります。

手水舎・波上

手水舎の龍がかっこいい。

狛犬はシーサー。

狛犬・波上宮

あと、いたるところにあるヤシの木も沖縄らしさを感じます。

ちなみに境内はバリアフリー。

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入口の坂道以外は全体的に平坦な境内なので、車椅子の方でも楽に参拝できると思います。

それではお賽銭箱の前で拝礼。

参拝作法

参拝作法がわからない方は、拝殿前の看板で予習もできます。

それにしても、赤瓦の屋根と 赤い漆(うるし)のような柱は綺麗で迫力があります。

拝殿1

拝殿の奥では七五三詣が行われていました。

拝殿2

着物姿の元気な子どもたちの声が境内に響きわたります。

拝殿に向かって右側には社務所があり、様々なお守りが販売されてます。

社務所・波上

4ヶ国語対応のおみくじや、波上宮にしかない御朱印帳も販売されてました。(日本最南端の御朱印帳です)

omikuji

御朱印帳

紅型調の表紙が綺麗で一目惚れで購入。

御朱印も頂きました。

波上御朱印

波の上ビーチ

naminouebi-ti

波上宮の近くにはビーチもあり、先ほどの駐車場から別の道を1〜2分歩いた所にあります。

ここも観光客がよく立ち寄るスポットになってるようです。

遊泳期間は4月〜10月。

この時はシーズン外でしたが、夏になるともっと綺麗な海が眺められそうです。

追記 2018年7月

夏の波の上ビーチは観光客や地元の人で賑わっていて、ここからも波上宮がすこし見えます。

波の上ビーチ全体

近くにコンビニもあって、ビーチにはパラソルやビーチマットもレンタルしてるので、水着だけ用意して行っても困る事はなさそうです。

波の上ビーチ・レンタルメニュー

2018年7月現在のレンタルメニュー詳細↓

  • サマーベット ¥1000
  • ビーチマット ¥1000
  • パラソル ¥1500
  • イス ¥500
  • ビーチタオル ¥500(販売)

波上宮は旅のプランにお勧めの観光スポット

波の上ビーチ・4月から10月

「沖縄の那覇」といえばショッピングに美味しい食べ物というイメージが先行しがちですが、

歴史ある神社仏閣を巡った後に ビーチでのんびりしてみるのも良いですね。

波上宮は沖縄を代表する神社。

那覇空港から近いのもあり観光ルートに組みやすい場所だと思います。

ぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか。

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